土地評価のナゾ

tamabar2007-04-14


大変ごぶさたしております。
確定申告終わってホッとしたのつかの間、お仕事の津波状態の玉婆です。


そんな中、最近評価した土地。
テナントと自宅が一緒になったビルとその下の土地を妻に贈与、ということで「贈与税配偶者控除」を受ける為、土地の評価をすんべ〜ということになり。
贈与税配偶者控除については、次回書く予定)


ビルがある土地については、本試験でも出題されているようですが、結構メンドクサイというのが現状です(TT)


上の図で行きますと・・・
1F・2F部分の土地・・・貸家建付地
3F部分の土地・・・自用地


階によって利用効率に差があれば、それも加味して・・・
とかいって、受験上では階ごとに地積の比で按分して評価→合計、という感じで習いました。


また「土地評価の実務」という本に、土地の評価明細書の書き方が載ってたので見てみると、最初の最初で自用地の評価額を求めるところで、自宅と貸店舗部分の地積を2段に分けて書いてありました。


なるほど〜ということで、これをJDLの財産評価システムで清書しようとしたところ・・・
自用地の所が2段に分けて入力できないじゃーん、みたいな(−。−;)
ってか、できないのが当たり前であって、2段に分けられるのは手書きだからこそ、という感じでありました。


でもって結局ど〜やって評価するのさ、ということになり、ヘルプ画面を見てみると「よくある質問」コーナーに載っておりました。


①自用地部分(a)と貸家建付地部分(b)を個々に求め、最後の最後のフリーの欄に計算式(a)+(b)=いくら と書く。

②全体を貸家建付地として、貸店舗部分の面積とかを「賃貸割合」の欄に入力すると、自動的にポーンと評価額が出てくる。


玉婆的には、②の賃貸割合(空室がなければ100/100)の欄に面積を書くのは、ちょっと違うんでね?って思うんですが、実務ではそーゆーのもアリなんだっていうことを学びましたです。


そんなワケで、今回は利用効率は全部同じでいいんでね?ということですので、誤差は多少ありましたが、①②どちらで計算してもほぼ同じ評価額になりました。

(つづく)