[食べる]ティラミス

tamabar2014-07-28


週末にティラミスを作りました。
中学生の頃からお菓子作りしてたのに、ティラミス作ったの初めてなんですね〜。
マスカルポーネチーズが当時は手に入りにくいし、入ってもいまだに高いものですし。
それでも最近は近所のスーパーで見かけるようになってきました。


「私を引っ張って」→「私を天国に連れて行って」という意味もあるらしく、またチーズや卵、お酒などが入っていてハイカロリーのせいか
「イタリア版夜のお菓子」とも言われているようです(^^;


バブル時期のころにブームになって今は定番化したデザート、ティラミス。
ブームになった当初は、ティラミスを食べるためにイタリアレストランを探したものですが、お店ごとにアレンジが違うため、何が本物のティラミスなのか、よう分からんといった感じでした。


そして、作るにしてもいろんなレシピがあり、すごく迷ったのですが・・・
昔買った本「みなみさんのケーキノート」に載っていたティラミスは、きっと本格派に違いないといった感じなので、そのレシピをベースとすることに。

<材料>
マスカルポーネチーズ 200g
・砂糖 60g
・卵(卵黄・卵白に分ける)2個
・ビスケット(ビスキュイ生地の代用品)
カルーアコーヒーリキュール 50cc
エスプレッソコーヒー 250cc
・生クリーム 100cc
・ココアパウダー

ところが、生クリームってだいたい200ccパックなので、半分残すと使いきれなかったり。
さらに、いろんなレシピみると、生クリーム使わないレシピも多い。
そして、マスカルポーネチーズも250g入りなので、50g残ったのどうしていいか分からないし、250gというレシピもある。

→ということで、結局マスカルポーネチーズ250gにし、生クリームをナシにする、という判断で決定。
 生クリームなくてチーズ増えるからコッテリになるけど、それで味に損傷はないはず。いや、かえっていいかも?!という次第です。


そして、生地となるビスケットは「バンビー二」を採用しているレシピも多くて、バンビー二じたいは富沢商店などで確実に手に入ることは分かっていたんですが「サヴォイアルディ」を使うのが本格派、みたいなことが書いてあって。
たまたま成城石井サヴォイアルディを見つけたので、すかさず購入!
200g入りで24本。今回は半分の12本(正確には10本ちょっと)使いました。


興味深いことに、このサヴォイアルディの袋に、ティラミスのレシピが載っております。
サヴォイアルディのティラミスレシピ>
・本品 400g(つーことは2パック??)
マスカルポーネ 400g
・卵 3/4個
・砂糖 100g
・コーヒー 3/4カップ
・ビターココア(ココアパウダー?)
まぁ、日本人がこのレシピを採用することはないでしょう・・・砂糖が多すぎますね(−−;


このビスケットをエスプレッソ液に浸す。
エスプレッソマシーンがせっかくあるので、引越し以来初出動させました。

濃さをどうしていいのか分からなかったのですが、カフェポッド3個分ぐらい使いました。

そこへ、カルーアコーヒーリキュールを加えて、大人味のコーヒーシロップ完成。
(お酒好きなのでちょっと多めに)


ビスケットを型に合わせて敷き詰める。
ビスケットが大きいんですが、包丁でキレイにきれましたので、隙間なく敷き詰めることができました。

そして、チーズクリームを作成。
卵黄・砂糖を泡立て、マスカルポーネチーズを加えて混ぜる。

卵白・砂糖を泡立て、メレンゲにし、ベースと合流させる。

といった大筋は混ぜるだけの手順ですが、混ぜる・泡立てるといった手順には色々なコツがあり、非常に難しい作業と認識しております。
「材料さえあれば10分でできます」とか書いてあるレシピがありましたが・・・
いやいやそんなワケないでしょう、みたいな。


そして、エスプレッソ液をビスケットにジャバジャバかけてしみ込ませるんですが、ビスケットの厚みがあり、2層にできず1層でしたので、150ccぐらいしか使いませんでした。(もったいない・・・)写真撮り忘れ。
その上にチーズクリームを広げて、ほぼ8割方完成に近づいてまいりました。

試作品を別途作成、食べてみたところ、冷えてないと今一つでしたが、なかなかいいじゃねぇ〜か、といった感じです。
ビスケットはしっとりとして、スポンジ生地のようになるんですね〜。驚き。

これで冷蔵庫で5時間以上冷やすといいそうなんですけど、今回は主人の先輩んちでBBQの催しでしたので、前日に仕込んで「切れちゃう冷凍」にて放置。
翌日出発する直前に、ココアパウダーをたっぷりまぶして、ようやっと完成いたしました\(^o^)/

炎天下の中心配でしたが、保冷剤&クーラーバッグのおかげで、無事に形を保ったまま運搬できました。


そして、先輩がアイスクリーム&生クリームをさらに盛り付けてくださって、超超豪華デザートに変身。

いやぁ〜自画自賛ですが、いままで食べたどこのレストランよりも、本物らしいんじゃないか?といったティラミスになりましたです。