結納の儀

tamabar2010-11-03


本日、ホテル内料亭にて結納を無事に済ませました。
成人式をやらなかったため、38歳にもなって生まれて初めて振袖を着た次第でございます(これが最初で最後になるでしょう)


結納品はデパートで購入し、直接ホテルに送ってくれたので、当日持参する必要がなくてラクでした。
しかし、それまでの道のりは結構大変でした(^^;


殿方はチャキチャキの下町育ちのため、関東式ということで、それはまぁ異議なかったんですが・・・
何品にするかってのが、9・7・5とランクが分かれており(本来は9なんでしょうけども)9→7にランクを落とすと、勝男節(かつおぶし)と家内喜多留(やなぎだる)がカットされるとかで、7→5は何だか忘れちゃったんですけど、それぞれに深い意味があるので、ウーム迷いますなぁみたいな(><)


しかも飾る場所が結構取るので、玉婆家としては「せいぜい7品でしょう」といった感じで、結局7品にしたんですが、結納自体はものの5分ぐらいで終わっちゃうワケですし、デパートで9品とか見ると比較しちゃうのでしょぼく見えたんですが、実際料亭でそれだけみると「7品で充分でしょう」といった感じでした(-.-;


筆耕料は結納品そのものについてはサービスだったんですが、家族書については1つ5,000円かかりますということで、2人分だと1万円かかっちゃうので、自分たちでワードで作って和紙に印刷しました。
さすがに手書きに比べたらショボかったんですが、結局家族書なんて当日見やしないってな感じで、全然プロに頼む必要なかったです。


風呂敷も買わなくちゃいけないということで、結納品のコーナーにある「寿」と書いてある紫の無地の風呂敷が数千円で売ってたんですが、超ダサい上に絶対2度と使わないだろうな〜といった雰囲気を醸し出しておりました。
しかし別に普通の風呂敷でも構わないということでしたので、和小物のコーナーに行って、普通の綿の風呂敷を買いましたが、結局デパートが用意した袋に入ってしまい、誰も風呂敷なぞ見やしないので、これも正解だったようでございます。


料亭に到着すると、新郎家・仲人ご夫妻・新婦家と順々に個室に呼ばれて、手順の説明がされました。
「新郎家のお父様が”幾久しくお納めください”とおっしゃいます。そしたら”幾久しくお受けいたします”とおっしゃって、結納品を受け取って手前に置いて下さい。お母様が少し右にずらすのを手伝ってあげて下さい」


そして全員が個室に集まると、司会の人(料亭の仲居さんにお願いしました)が「本日はおめでとうございます。お日柄もよく、ウンチャラカンチャラ」
その後すぐ、新郎家のお父さんから結納品が。「幾久しくお受け取り下さい」
玉ジジ「幾久しくお受け取りいたします」 


かなり緊張したのか、セリフが若干所定と違ってしまったようでございます(^^;
しかし料亭の人は無表情で「これにて滞りなく終了いたしました」みたいな感じで、異様な空気が漂っておりました。
でもって、玉ババは感極まったせいか泣いちゃうしで(結納ぐらいで泣くなよ〜みたいな)
この時、なぜか思わず「ククク」といった感じで笑いが込み上げてきて、プッとか噴き出してしまった次第でございます・・・。


その後、婚約指輪を殿方から受け渡されました。
その後そのまま会食へ移らせていただきます、といった感じで、お祝いのシャンパンを支配人の方が用意して下さり、乾杯が終わると和やかなムードになって、ようやくホッとした次第でございます。
お料理については、通常のコースでも充分お腹イッパイになれる量なのですが、せっかくだからということで、結納用のお食事コースにしました。
鯛やお赤飯、金粉の入ったお吸い物など、結納ならではのおめでたいものがたくさん入っており、雰囲気が高まったよかったです。
(カメラを撮りそびれました)
しかし、着物を着てるのですぐにお腹イッパイになってしまい、あまり食べれなかったのが残念でございます(;;)