[つれづれ]フィギュアスケート・その後

フィギュアスケート男子、終わりましたね〜。


高橋大輔さん。
文句なし。紆余曲折の末の銅メダル、おめでとーございます!!(拍手)
衣装がチェッカーズっぽくって、茶目っ気たっぷり。
人間的にも性格良さそうな感じが滑りに伝わってきましたね。


織田信成さん。
そりゃ泣いちゃいますよね(;;)
その時はそれがベストだと思ったんだから許してちゃぶだい、ってな感じですが、しかし演技中断した中での入賞、よく頑張りました(よしよし)


そして、個人的には今回の中で特別賞あげたいのが、小塚崇彦くん。
オリンピックでの4回転成功、よく頑張った!
そしてスピンが非常にレベル高いし、丁寧ですね。
柔らかな舞い(ターン?)もギター協奏曲に合ってたし、爽やかな笑顔もポイント高く、今後一番の期待の星。


しかし、しかし。
上記以上に今回強く思ったことを、これから語りに入るんですけど・・・(^^;
ちょうど今から4年前に、やはりフィギュアスケートの記事を書きまして。
(↓その時の記事)
http://d.hatena.ne.jp/tamabar/20060226#p1
ふとその記事を読み返してみて。
今回のオリンピックを見た後でなお、前回記事書いた時からの気持ちが全く変わっていない、ということ。


ライサチェク(ライサチェック?面倒なので、以下ライサとする)が金、プルシェンコが銀。
玉婆的には、正直なとこプルシェンコに金あげたかった(;;)ってな感じだし、新採点とかいうのも良く分からないんですが。
確かにフリーの演技では、ライサの方に空気が流れてる感じはいたしました。
それが勝負というものなんだな、と。


そして、2002ソルトレイクヤグディン、2006トリノプルシェンコの動画を見て過去を振り返ったワケですが・・・
やはりヤグディンを超える金はないし、今後もしばらく超えることはないのだろう、と思いました。
玉婆的に言うなら、ライサチェク=勝者。プルシェンコ=芸術の貴公子。ヤグディン=革命を起こした英雄。


ライサは試合に勝ち、プルは負けた。
けれども、喜怒哀楽を全身からあふれさせるエナジーは、プルシェンコの方が上だったと思っています。
さすが前回の金メダリストの貫録。


ところが、2002のヤグディンを見てしまうと、そんな事すらちっぽけに思えてきます・・・
ヤグディンの演技は試合の域をすでに超えた、人々に夢と勇気を与えるドラマティックそのもの。
前回記事の「Overcome」に加え、カジュアルな雰囲気の「Racing」もイケメンヤグディンにしかできないプログラム。
また、フリーの「仮面の男」のパーフェクト演技も感動ものですが、ショートプログラムの「Winter」は史上最高のSPでしょう(ってか、フリーじゃないかと疑うほど)
8年経った今見ても、なお色あせない。なお心が動かされますね。


プルシェンコは、様々な技術を見せる為に、曲がメドレーっぽいのが多くなってしまうみたいなのですが、ヤグディンの様に、物語性を感じさせるものの方がいいのでは?とも思いますねー。
そんな中、金メダルSPの「トスカ」は素敵ですが、玉婆的には「サンクトペテルブルク300」がプルシェンコのいい面が出ていて、曲もオリジナリティあるしで、ベストプログラム賞、といった感じでございます。
今回の結果にめげずに、今後も活躍して欲しいと切に願っております。