ビバ!京都 うるしの常三郎 先斗町店

そして、先斗町を入って割とすぐ、思いがけず器のお店があり。
中に入ってみると、漆器やお箸がズラリ。
「もしかして、ここだろうか?」ということで、お値段見てみますと、やっぱり庶民にしてはそう簡単にポンポン買えるものではないようです。


しかし店員さんが「どんなのお探しですか?」とか色々話しかけてきて、うわーこれはヤバイ、と思って。
とりあえず一番安そうなところで「お箸を、ちょっと」


すると、店員さん「重いのと軽いのとどっちが好きでしょう?」と聞くので
「重い方がいいですね。今使ってるお箸が軽くて、すぐテーブルから転がり落ちちゃうんですよね」と答えますと・・・
すかさず、数種類のお箸を持ってきて「ちょっと持ってみてもらえます?」
うぉー重い(@@;


「このお箸は百回っていったら大げさやけど、それぐらい何回も何回も職人さんが手で塗ってるゆーことで”百回塗り”っていう名前なんですよ。
 だから、剥げてきてもイイ感じの色が表に出て、味が出てくるんですよ」
へぇーなるほど・・・
さらに、別のお箸を「これ持ってみてください。これは八角形の形してて、普通の四角よりも握りやすいし、八という数字がめでたいということで、すごい人気あるんですよ」
確かに、すごくイイ感じです・・・
で結局、百回塗りのお箸を2膳買いました(-.-;
ちなみに、1膳あたり1,200円。いつも使ってる100円均一のお箸が12膳買える金額です・・・
100回剥げるまで使って元取りたいと思います。。


さらに、ラーメンの丼を探してたんですが、大きい器がほとんど置いてなくて、唯一置いてあったのが、注ぎ口が付いている片口。
しかもお値段4,800円(−。−;
玉「この注ぎ口が付いてなかったら、よかったんですけどね〜」とコメントし交わしたつもりが
店員「他のお客様も同じ事よく言わはるんですよーーー。
   煮物なんかを盛り付けて、ここにお箸をちょんと置いたりしてもイイんですけどね〜」(といってお箸を片口の所に橋渡しする様に添える)


お箸が注ぎ口の所にちょうどピッタリはまってて、へぇーいいですね、みたいな。
さらに「これでカレー食べると美味しいっていうお客様もいらっしゃるんですよ」(といって、赤い木のスプーンを片口の所に添える)
えぇーマジ?!超いい感じなんですけど(^^;


とまぁ素晴らしい接客の店員さんに引っかかった結果が、下記の通りでございます。。。

お箸は、手前の黒いのが100均のもの。重さ量ったところ約18グラムでした。
奥の赤いのが百回塗りのお箸。約30グラム。
10数グラムの差なのに、持った感じはすごい違いますねぇ。転げ落ちることはまずないでしょう、みたいな。

↑将来使うか分からないけど未来の殿方用の色違い、100均との断面図比較。


全体図に戻りまして、左上、大きな片口(赤)には、焼きそばを。
上に乗せたのは、京都風?にしたくて、九条ねぎのつもりでネギの青い部分。
当たり前ですが、味はまったく違いました。。(かなしぃ〜)


右上、菊か梅で迷い、結局選ばれた梅の形のお皿。1枚1,200円。
千枚漬け・ゆず風味にしたコールスロー・煮帆立・黒豆を乗せましたが、盛り付ける際、緊張感が(^^;
中央は赤ワインを入れた片口。グラスよりお猪口が合うんじゃないかな〜と思って。


上記と梅のお皿をもう1枚、カレー・デザート用スプーンを各1本ずつ買って、計12,810円。
このお店「うるしの常三郎(つねさぶろう)」というところなんですが、漆職人なので、メーカー通すよりも格安なんですよ、ということで「え、これで?!」とか思ったんですけども(^^;


持って帰るの大変なので、配送することにしまして、本日の目標はめでたくすべて達成。


すっかり外は暗くなって、Kさんとご対面の時が近づいてきたため、予約して頂いた場所に向かうことといたしました。

(次回 ビバ!京都 京の焼肉処 弘へつづく)