ビバ!岐阜 飛騨牛ステーキ2

tamabar2009-11-19


最初のお品は、飛騨牛のしぐれ煮と飛騨牛刺し。
これだけでよだれガ〜出てきて「はよビール来んかい」みたいな。

しぐれ煮は、あっという間に食べちゃいましたが、ゆくゆく考えると、最後の白飯と一緒に食べるように取っておけばよかったな・・・と後悔の嵐ピュ〜吹き荒れた次第でした(;;)
牛刺しは、いうまでもないでしょう。
最近では生の牛肉(ユッケ除く)を食べられるお店が増えましたが、大半はワサビなどの薬味が付いている一方、こちらの牛刺しはワサビ等が付いていないにもかかわらず、臭みは全くナシ。
「もう2切れぐらい食べたいわ〜」ってな感じでした。


その後すぐにお肉が運ばれてきまして。
内心「えぇーもうメインなの?!」とか思っちゃいましたが・・・
デカさもさることながら、このお肉の厚さはスゴイ〜!!(@@;

3cmはゆうにありますね〜。37年間見てきたお肉の中では、もっとも厚いでしょう。
上に乗っているのは、にんにくと脂とのこと。


それをひっくり返して、鉄板に乗せて、焼き始めました。
焼くのは、仲居さんのような人が一部始終付き添ってやってくれます。
(コックさんではないんですね〜)


塩を振って・・・右側の緑のお皿に最終的に乗る事になるみたいです。

割とすぐに蓋をして、結構長い事焼いてました。

その間に来たのが、ユリ根のポタージュ。

素敵なお茶碗で和風っぽい感じがいいですね。
ユリ根って結構高級品なんですよね。このようなスープの形で食すのは初めてでしたが、コッテリしてホッコリと落ち着きます。


ビールを飲み終えて「お肉にはやっぱり赤ワイン」と思いきや、先輩が早くも冷酒を頼んでる様子。

さらに赤ワイン(ハウスワイン)をボトルで頼み、シャンパンを頼む人も。
さらに、追加の日本酒は、お勧めのにごり酒(原酒)

無駄な甘さがなく、マッコリが苦手な玉婆も、これなら大丈夫。



ほんのり酔いが来たところで、いよいよ蓋を開けますと・・・(ジャジャジャーン)

思わず「おぉ〜」という声がもれました。
かなり長い事焼いていたので「もしかして焦げてるのでは?」と懸念してたし、正直「ちょっと焼き過ぎじゃね??」って一瞬思ったんですけども。
下に敷いてある脂などのおかげで、焦げないそうでございます。
ひっくり返すと、ほんのり焦げ目でまたよだれガ〜。


仲居さんが「焼き加減はいかがなさいますか?」
玉婆とこのテーブルは、男性2人がレア、女性2人がミディアムレアでお願いしました。


慣れた手さばきで、あっという間にナイフで切り分け「なるほど、こーゆー風に分けるのね」みたいな。

やっぱりイイお肉だから、普通のお肉みたいにギーコギーコという戸惑いのある切り方でなく、スッスッという感じでございます。


岩塩とタレと2種類あり「最初はぜひお塩で召し上がってみてください」

言われた通りに、お塩を付けまして・・・
「ん〜っ!」言わずもがなってな感じですが、これは美味い!(;;)
脂が口のなかでジュワ〜っとはじける感じで、脂はほんのり甘みを感じるよう。


いやぁ〜壱岐でも思いましたが、牛はやっぱり和牛に限りますねぇ。
アメリカでは「塩・こしょうしか味付けってもんがないのかい」なんて思いましたが、いやはや本当に美味しいお肉は、塩だけで十分でございます。
それ以上は逆にもったいない、という感じでした。


しかし、はじっこの脂身の部分と筋の部分、にんにくをカリッカリに焼いてくれて、にんにくをステーキに乗せてタレで食べてもおいしいとのこと。
タレももちイケております。
筋の部分は、本当に高級な牛すじで、ところどころコリっとしてて、これがまたワインが進みますねぇ。


その後、お野菜を焼いてくれます。
長いも焼いて食べるってのも美味しいですね。
しいたけは、ハンバーグかと思うほど大きくてビックリ(@@)
飛騨のしいたけだそうです。


途中、お口直しの自家製梅酒が。

これは長いこと漬けてある感じで奥深さありました。ほんのり甘くて女性が好きそうなお味。


〆のご飯は「もうお腹イッパイですだ〜」とか思いつつ、やっぱり美味しいのでついつい完食。
お味噌汁は赤だし。お漬物は正直何だか忘れちゃいましたが、ご飯とバッチリ合って美味しかったです。


ふぅ〜とため息付いたところで、デザートのシャーベット3種盛り。

「うわぁー本当にもうダメですだ」とかいいつつ、やはり別腹のようで、見事に完食(^^;


以上で飛騨牛コースはすべて無事終了いたしました。
気になるお会計は・・・
飲み物については先輩が補助金を出してくれたと思われ、一人12,000円。
伝票見た先輩が「思ったより安い!」って言ってたのですが、補助してもらったとはいえ、これだけ飲んで食って満喫できるなら、本当に安い!って思いました。
(しかし、120,000円いくらを支払っている瞬間は、はたから見ているこちらが思わず緊張)


お昼どきは景色も良さそうですし、ステーキ以外のメニューもあるようです。
ぜひ親も連れてきてあげたいな〜って思いました。


東京には美味しいものが沢山あると思いますが、これだけのレベル・スペースの広さだったら絶対1万円台では済まないし、風情ってのはその土地にしかないものなので、たまに遠くに行った際には、絶対美味しいものを食べたいぞ〜って改めて感じた次第でした。

(次回 ビバ!岐阜 柳ヶ瀬ブルースにつづく)