病院レストランで極上ディナー2

レストランはかなり空いており(私たち以外に1組しかいなかった)夜景もチラっと見えて開放的な雰囲気。
メニューは本格フレンチを主体とし、スパゲティのセット1600円なんかもあったんですけど、プリフィックスコース4500円ってのがかなりお得感が高い感じがして、気になりました。
前菜・メイン(肉または魚)からそれぞれ一品・パンまたはライス・コーヒー。


病院食を食べ終わったばかりのらっこちゃんに申し訳ねっす、とか思いつつ、前菜の「毛ガニとトマトの冷製ウンチャラカンチャラ」(名前長くて忘れ)を単品で頼むと2000円前後するのがコースで選択できるってのが決め手となりました。
こういったプリフィックスだと「原価率の高いもの」を選ぶ傾向にあり、毛ガニは迷わず決まったんですが、メインが魚・肉でまず迷ってしまいました。
ウェイターのちょっとロン毛のお兄さん(結構イケてます)の「お肉がお勧めですね〜」の一言で、まず肉に絞られました。
次に、子羊か和牛リブロースが甲乙つけがたかったんですが「和牛」ってのがポイント高いよね、とか思って和牛リブロース(単品だと2600円)に決定。
らっこちゃんはアイスコーヒーを注文。玉婆はとりあえず生ビールを注文。


そして、毛ガニの前菜が運ばれてきて「うひょ〜っ」(@@;
パフェの様な器に入っててデザートかと思いましたが、かなりボリュームあり、ゴージャスな感じです。
毛ガニの手の部分が2つ入っていて、裏返すと身がビッシリ詰まっております。

身を崩して、プルプルのジュレとクラッシュアイスとガスパッチョ(トマトの冷たいスープ?)を一緒に口に運ぶと、ひんやり爽やかな酸味は夏にぴったり。
カニはタラバやズワイもいいけど、あぁーやっぱり旨味の濃い毛ガニ最高(;;)


メインの和牛リブロースは、写真が下手ッピなんですが、お肉がデカくて普通のフルコースの倍はあります。(250g位?)

2人でシェアしても十分すぎるほど。醤油・黒コショウ・玉ねぎ・赤ワイン??日本人好みの飽きない味付け。
付け合わせの野菜はありきたりのジャガイモ・人参グラッセとかではなくて、オクラとかパプリカ・ナスなどの夏野菜をグリルで焼いたもの。
ナイフでスッっと切れるほどの柔らかい牛肉、久々に食べました・・・(ガ〜涙)外側はカリっと焼けて香ばしく。


そして、グラス赤ワイン525円ってのが、これまた大きなグラスで量もたっぷり。

この値段だからかなりナメくさってたんですが・・・かなり渋みあり、雑味は少なめ。イタリアワインと推測いたしました。お得度高し!


ふぅ〜お腹イッパイ、大満足といったところで、忘れかけてたデザートが・・・
今日のデザートは、マンゴープリンに桃のシャーベット、ジュレ、薄く焼いた網状のサブレ、フランボワーズのソースで。
スープ用の器?に盛り付けられており、これまた量多し。

マンゴープリンは、始めの一口は寒天風のちと固めですが、口の中で後から果実感イッパイに広がり、リッチな味わいでした。
サブレも「ちゃんと自分とこで焼いてます」って感じで絶品でした。


らっこちゃんのドリンク2杯と玉婆のドリンク2杯・フルコースでお会計は6,270円。
普通のレストランなら、8000円〜下手すると1万円位してもおかしくないレベルじゃないでしょうか。


いやはや、とても病院とは思えなかったし、玉婆自身もお見舞いに来たのか何なのかよく分からないままに、楽しく素敵な夜をすごしてしまったんですが、患者でなくても入場可能とのこと、らっこちゃんの退院祝いにでもまた利用させていただこうかと思っております。