ケータイなしの待ち合わせ

tamabar2009-02-05


受験友達のらっこちゃん(天才書道家でもある)が上野・東京美術館に展示される「国書展」に入選し、その表彰式&祝賀パーティーにお供させていただきました。


上野駅で2時に待ち合わせしませう」ってな感じでバクっと決めてただけで、詳細は「また後ほどケータイにて」みたいな。
「公園口でいいのよね?」と返信したけどスグに返事来ず、結局どこの出口か分らないままに家を出ることに。


でもって、少し余裕を持って玉亭を出発しまして、山手線で大塚あたりまで来た所で「さすがにもうそろそろ具体的に指示が来ると思うんだけどなぁ・・・」なんて思って、バッグの中をゴソゴソと携帯を探したところ。


「ゲゲゲ〜携帯がないっ!!!」(−△−;→超アセ
「マジ〜うっそでしょ〜信じられなぁーい!!」


しかし、大塚まで来てしまっては、これから家に携帯を取りに帰ったら確実に大幅な遅れとなることが予想され、とっさの判断で「きっと行くだけ行けば何とかなるさ」と思い立ち、そのまま山手線に揺られておりました。


すると、今度は日暮里に着いたところで「池袋で人身事故が起きた為、しばらく当駅で停車いたしまして、運転を見合わせます」


なぬぅーーー!(プンプン)
この運命の巡り合わせには「私がいったい何を悪いことをしたってんですか神様?!」
と天井を仰がずにはいられない気分でした。


日暮里からだと、鶯谷→上野。2駅ビミョ〜。
タクシーに乗ってしまおうか、でも道が混んでたら逆効果だし・・・・2時までにはあと5分。これはもうダメですだぁ。

と思った時に「運転を再開いたします」
その後、再開したものの、電車のスピードが超ノロノロで、上野駅に着いたのが2時5分でした。


とりあえず、展示会場が東京美術館だから、パーティーも公園口の方で開かれるだろうと思って、公園口に向かってダッシュ
30分ぐらい待って会えなかったら、アメ横でもプラプラして帰ろう〜とか腹をくくりました。
そして、公園口出口に到着すると、インフォメーションセンターがあったので、すかさず「構内呼び出しってしてもらえますか??」


「呼び出しされたいお客様はどちらからお越しですか?」
「○○です」
それと、らっこちゃんの名前と玉婆の名前を聞かれて。


山手線の人身事故の案内の後、ちょっとすると
「えぇーお客様のお呼び出しを申し上げます。○○からお越しの、らっこ様〜。玉婆様が公園口改札口でお待ちです」


うぉー何だか分らないけど、ちょっと感動(^^;
そしてその後、公園口の改札のすぐ外にらっこちゃんを発見!!!


「これで会えたらこの友情はタダモノではない」と思ってたけど、織姫と彦星が1年に1度会えた時の感動以上の感動でした(;;)


らっこちゃんは、いきなり自分の名前が呼ばれたから、すごいビックリしてたみたいです(爆)


そして、玉亭に戻って携帯を見てみますと、らっこちゃんから「公園口でオッケーです」のメールと、着信が3件入ってました(^^;


ケータイは、今の世の中において無くてはならないコミュニケーションツール。
しかし、ケータイがないとしても通じ合える、その上にケータイがある。そんな気がしております。