退職金のナゾ

最近、お仕事の話が続いてますね(そんなに仕事超命!って人間でもないんですけどね。ナハハ)

今回、担当先で役員が亡くなった法人がありました。
でもって、退職金を支給しようということになりまして。


いつもは「退職金を支給するんですけど」って言われると、源泉税・住民税のシミュレーション(玉婆は”シュミレーション”と言ってしまう)をいたします。

ただ、これをするのはほとんど役員ぐらいです。
従業員ですと、金額的にそんなにいかない場合が多いので、だいたいは退職所得控除(勤続年数×40万とか)の範囲で済んでしまって、税金かからないケースが多いですね。

でもって、退職金ってたまにしかないこともあるし、所得税をマジメに勉強してなかった玉婆なので、正直理解に乏しい訳であります(-.-;

<退職金の間違え・その1>
勤続年数が1年の人に対して、控除額を40万で計算しようとした。

→(正)80万円未満の場合には、80万円という最低ラインがあるんですね(^^;


<退職金の間違え・その2>
勤続年数が20年超の人に対して、控除額を40万×勤続年数で計算しようとした。

→(正)20年を超える部分については、控除額が年70万円にグレードアップするんでした、ハイ。。。


<そして今回、退職金の間違え・その3>
死亡退職金を支払うにあたり、源泉税・住民税を計算しようとした。

→(正)「勤続年数からして、所得控除内だから額面通り払っちゃっていいですよ」なんて言ってしまいました・・・(スミマセン)
”死亡”退職金については、所得税は課税されなくて、相続税の範疇になるんでした。。
そういえばそうだよな〜なんて、相続税の勉強し始めた頃を思い出しましたです(-.-;
なお、支払調書は支払った月の翌月15日までに提出ということで、これもちょっとメンドくさいですね(あぁ〜涙)


終身雇用が崩れたり、早期退職やリストラなどで、退職金を支払う機会は増えているのではないかと感じております。

しかし、退職金は玉婆とこの事務所だと、前も今も給与ソフトには計算機能ついてないし、住民税が発生すれば、その人の住んでる市区町村にいちいち納付書とか取り寄せたりしなくちゃいけないしで「会計人泣かせなヤツめ〜」といった感じでございます。

それとも、他に何か効率の良い手続きや計算の方法が存在するのでしょうか?
(誰か知ってる人教えてプリーズ)