軽油引取税のナゾ・その後

でもって、おととい・今日と2日間にわたって調査を受けた会社というのが、実は先日「軽油引取税」について書いた会社でございました。


玉婆は、期の途中で「ゲ・・・もしかして」って思ったけど、訂正する時間・コスト・税務リスクなどを考えた結果、軽油引取税を課税対象外で区分せず、全額を「旅費交通費/課税」で処理しちゃったまま、申告しちゃいました。


調査官は結構話が面白い人で、一日のうち半分ぐらいが雑談でした。
しかし、消費税集計表の「旅費交通費」にしっかりと黄色いマーカーを引いてあるのが分かりました(−。−;


そして・・・
「あのぉ〜ちなみに、先生のところでは、軽油引取税はどのように処理されてますでしょうか?」


キタァーーーーー!! みたいな(ドキッ)

玉婆思わず「ごめんなさい。今期からは、ちゃんと処理します」(;;)
横にいた先生は「まだ、そこまでキチンとはできてないんですよ」(開き直り??)


結局のとこ「大変ですよね(ニッコリ)でも次からお願いしますね〜」というワケで、お咎めなしでした(ホッ!)


何か合理的な方法はないんでしょうかね〜なんて聞いてみると
「リッター当りいくらで、概算でも構わないですし。
それか、軽油の部分を租税公課に振り替えちゃって課税仕入れから除いて頂ければ大丈夫です」との事。
なるほどね〜という感じでした。


とりあえず、今期以降は一つ一つの仕訳で区分せず、月ごととかに合計で

租税公課or旅費交通費(不課税)/旅費交通費(課税) ××

で行ってみようかな、と思っております。

さらに「今回はまだ少額でしたけど、今後消費税の税率上がったら、結構な金額になっていきますよね〜」と話しかけてみますと。

運送業で何百台のトラック持ってる所でちゃんと処理されてない所が以前あって、何百万の税額になったことがありました。
その時はさすがに見過ごせなかったですね〜」
なんて言ってました(確かに・・・)


調査来る前は「こんなに沢山の領収証から拾えるもんなら拾ってみ〜」ぐらいに思ってましたけど・・・
今日の調査官は、口ぶりが穏やかなんですが「いい仕事してますね〜」ってな感じで、マジで全部拾ったりしそうでした(^^;


たかが軽油・されど軽油
いやはや、駆け出しの玉婆にとって調査は本当に生きた勉強の場ではないかな、なんて思った今日この頃なのでした。
(それ以外の法人の処理はまぁーOKでしたが、個人に絡む所で結構難あり・・・今回も長丁場になりそうです)