修正申告のナゾ

先日、雪が積もったアパートの階段でスッテンコロリン、手・肩・足などアザだらけの玉婆です。
試験で滑るべきものが奇跡的に滑らなかったのが、今頃になって精算されつつあります・・・
(相続時精算課税ならぬ、雪降り時精算怪我∴いつかチャラにしなければならない時が来るということ)

皆様もお気をつけ下さいませ。


さてはて、昨年から続いた長い調査がまとまり、修正申告が完成致しました。
提出がまだこれからということ、調査の内容がかなりディープなので、内容については、またの機会に書きたいと思います。


今回は、過去3期分の修正でした。
消費税の修正は何回かあったのですが、法人税は何気に初めてでした。
(今までの調査では、修正ナシだったこともあり)


消費税だと、その期の分の修正だけで済むんですが、法人税だと、別表四・五(一)(二)、別表七と、前期の残高を引きずるものがありますので、最初の期は欠損金が減っただけで税額は出なかったんですが、修正申告は結局書かなくちゃいけない・・・ということでありました。


確か、H15年の法人税の本試験かなんかで、修正申告が出て、ちょうど今回と似たようなイイ感じの問題だったんですが、肝心の所を度忘れ・・・(-.-;

うちの事務所で現役生に聞いたりしても「あぁ〜それは学校ではあまりやってないですね」「直前期にならないと」ってな感じでした。
また、実務書ではあまり詳しく載ってないというか、ツボが今ひとつ違うというか・・・。


でもって、消費税が税抜処理だったので、修正分の仮払消費税・未払消費税なんかを精算したところ、端数切捨て分が7円ほど出ました。(雑収入)


これって加算するんじゃぁ〜なかったかな・・・(-.-?
今年の決算で雑収入計上するなら留保&認容??
でも、少額だから会計処理ナシで社外流出じゃダメなんかいな??


なんて思ってた矢先に、税務署から「早く仕上げろよコラ〜」みたいなTELがかかってきて。


玉「あの〜不慣れでスミマセン。消費税精算差額が7円出たんですけど、これって加算すべきなんですよね・・・」
税務署「そーゆー細かいのは、もう結構ですから」(バッサリ)
玉「あ、そうなんですか(^^; ありがとうございます・・・」


さらに、棚卸計上もれでは・・・
玉「あの〜先日の調査で@2,100っていうことでしたけど、税抜だと@2,000の可能性もあると思うんですけど、すみません確認不足で。今、会社様の方に確認をして頂いていて・・・」
税務署「その辺は別にいいですよ、別に。@2,100で合ってますから。それで調整しちゃって下さい」
玉「あっっハイ分かりました」(まぁ〜どうせ次の決算ですぐ洗替えされるしねぇ〜なんて思いつつ)


「そんなに大雑把でいいんかい?!」ってのと、「ありゃりゃ〜せっかくのイイ機会だったのに、正確な処理を習得しないままに終わってしまうぅ」という気持ち。


その反面「会社にとってイイ方向に行けばいいのさ〜」「メンドくさいとこ省いてくれてありがと♪」という気持ち。


35歳にして、揺れる乙女ごころ??なのでした(−。−;


また「未払事業税認定損」も初体験でした。
H18で事業税が発生したのが、未納税額としてH19の別表五(二)に上がってくるので、当然のごとくH19の別表四の減算欄に連動してくれるものと思い込んでましたが、魔法陣ではあいにく手動でした。。
(それともソフトを使いこなせてないだけ??もしかして)


さらに、実務上の風習?で、修正箇所が分かりやすい様に、別表四の修正した項目のとこの番号を○(まる)で囲む  ということもお勉強しました。


しっかし、税務署と都税事務所がどこまでリンクしてるのか未だによく分かってないんですが・・・
国税の調査で、地方税も合わせて修正したけど「地方税的には棚ボタじゃね??」とか、「国税だけ修正したってバレなくね??」とか思ってしまった玉婆なのでした。。
(欠損金あると明らかに分かりますけどね〜)