源泉所得税のナゾ2

先日に続きましては、B社の源泉所得税のミスをお披露目?させて頂きたいと思います。

B社はA社と同じ社長の会社でして、まぁー似たような感じの流れになっております。
ボーナスもいついつ出すとか決まってなくて、ある日突然「社員にボーナス払いたいんだけど」ってな連絡が来て。


でもって、おととし/H18年の夏のボーナスは、7月支給でした。
昨年/H19年は6月支給だったのですが、玉婆は、給与計算ソフトの「賞与支給日」をH18と同じ「7月25日」としたまま、設定変更を失念してしまいました。


そしてこの1月、年に2回の源泉納付の時期がやってきたワケでございます。
6月に支払った賞与源泉は、7月にちゃんと納付済みだったにも関わらず、玉婆は源泉徴収簿を見て「あ、7月に賞与支払がある。こりゃ加えなくっちゃ〜」とか思って・・・
二重納付になってしまった、というワケでございました(;;)


これも、前に納付した時の状況を振り返ったり、会計帳簿をキチンと確認していれば、当然のごとく防ぐことができたミスであります・・・ぐすん。


しかも、ここの会社は1月申告だったので、内訳書作ってて「賞与源泉の預り残はない」ということも分かりきってたのに、ナゼゆえに??という感じですよね〜(呆れ・・・)


結局、次回の7月納付時に、過払い分を差し引いて納付することに致しました。
(還付申請出すほどの金額ではないし・・・)


しかしながら・・・
2社がそれぞれ違う社長の会社ならば「自分の中では2個のミスでも、相手にとっては1個のミス」なのですが、両方の会社が同じ社長だと「コイツはA社でもB社でもミスりやがって、何なんだ一体」ってなっちゃうのが、余計にトホホ〜という感じでした。。

神様が「よっぽど痛い目に遭わせないと反省しねぇなコイツは」とか思って天罰を下したに違いない、と思った玉婆でした。


その他にも、源泉のミスは語りきれない程あって(シ〜っ内緒☆って感じなんですが・・・)
ちょっと最近トラウマになっております。
これ以上、失敗ネタができない様、努力したいと思っております。


<オマケのお話〜失念>

「失念」という言葉は、税理士受験を始めてから、ボキャブラリーに加わりました。

簿記論の問題でよく「経理担当者が○○の処理を失念したため・・・」とかって出てきたんですね〜。

「忘れてしまってて」「間違えてしまって」とかって言うより「失念しておりまして」の方が、「気をつけてはいたんだけど、やむを得ずしくじってしまった」っていうように聞こえるし、前者よりもオトナって感じがする??せいか、結構活用しております。
(活用してる様じゃ困るんだっつーの、みたいな)


でも前に一度「失念って何ですか??」って社長に聞かれて。
「あ、あのぉ〜要するに、間違えたということです。ハイ・・・」なんて答えたこともありました(^^;