しかしまぁ、玉婆みたいな貧乏で、人間的にもまだ中途半端な分際においては、上記の様なところは、性に合わないワケであります。
お寿司はお好みなら一人5,000円、お酒どんなに飲んでも7,8千円まで といった感じでしょう。
そんな中、最近のヒットは「神田志乃多寿司」。
のり巻・おいなりさん系の老舗。
お酒飲みながら、というワケには行かないんですが、お持ち帰り中心で、ちょこっと食べる所もあり・・・という感じで、お昼ごはんやお土産にちょうどいい感じです。
http://www.kanda-shinodasushi.co.jp/frame.htm
玉婆は、色々な種類を食べたい派なので「茶巾・太巻き・しのだ」の組み合わせを買いました。
800何十円。
茶巾は、写真だと２つ入ってる様にも見えるんですが、昆布で巻かれていて、大きいの1個。
黒胡麻が沢山入っていて、食べた後口を開けるのが恥ずかしいくらい。
薄焼き玉子は、しっとりふわふわ〜で幸せです。
太巻きは、中に入ってる玉子が、これまたふわふわ〜。ピンクのおぼろもいい感じ。
おいなりさんは、油揚げに煮汁がジュワ〜って染みてて、味付けもコクがあってまろやかで、幸せ。中のご飯にはハスが入っていて、シャキシャキ歯ごたえが絶妙。
800円ちょっとでこの幸せはありえないでしょう、といった感じでございました。
お持ち帰りコーナーでは、12時前でも5人位並んでいて・・・
隣で待っていたオジサン
「おれっちのとこは、代々コレを食ってるんだよ。美味しいものはいつまでも続くもんだねぇ」
「これを”やぶ”（神田やぶそば）に持ち込んで食うのも、またいいもんだよ」
由緒あるお蕎麦屋さんでそんな事ができるの〜？！なんて、驚いた次第ですが、とにかく皆に愛されているお寿司なんだってことをひしひしと感じました。
高いお金を出せば、美味しいのは当たり前。
でも、安くて美味しいものも、きっとどこかにあるんですね。そのどこかを、これからも探し続けたいと思う玉婆でした。
