説明の義務・真のサービスとは

そんな中、昨日顧問先の社長と、とあるホテルで天ぷらをご馳走になりました。
(自慢したいワケじゃないの分かって〜みたいな)

高級な所などめったに行かないので、サービスやマナー、雰囲気など色々勉強になります。


最初に、揚げる前の野菜と魚が運ばれてきて、
「これは明石産の蛸でございます。昼間空輸で届いたばかりでございます」
「これはどこどこ産の薩摩芋で・・・」
と全て国産でした。

さらに食べる時には「こちらの、どこどこ産の塩を付けてお召し上がり下さい」
仕上げの天茶は「こちらは、祇園のどこどこの宇治茶でございます。お米は・・・」


穴子を追加注文すると「生きたのをさばいたものは、一匹単位でしかお出しできません。半分の場合は生きてないものでないと」
そこまで言われちゃうと、当初は1/2匹分を頼もうとした社長もさすがに「んじゃ〜一匹で生きたのでいいよ」というワケで・・・


正直「ええかげんにせい!」という感じでした。。(ポワワワ〜ン♪)


ちゃんとしたものを出してるぞ〜っていう自負と、安心して食べて欲しいという気遣いは痛いほど伝わってきましたが、「当店はすべて国内産のものを使っております」って言えば充分だし。

穴子にしても「これは美味しいね〜板長さん」とか社長が言ったりすれば「生きた穴子ですので」とか言って「そりゃどーりで美味しいワケだね」なんつって、会話がつながったりしていくのではないかと・・・・


また、接待という場ですので、お客様同士の会話を妨げない程度に説明する・・・というのも、サービスであり、気の利いた演出ではないかと考えました。


税理士事務所のお仕事でも、お客様に対して、説明しないとエライことになる〜ってのもあるし、あまり細かく言うとかえって分かりづらいとか「任せてるんだからどーでもいいよ」っていう場合もあるしで。

その場に応じたサービスを心地よく提供しなければいけないんだってことを、改めて反省した一日でした。