税務調査・その後

本試験当日に調査の結果が出ました。

「修正ナシ」で終了です(バンザイ)

いや〜結局、調査官も14時で帰っちゃって。
「こんなつまらない仕事は久々ですわ」
「上の者に、当分ここは調査しなくていいって言っときますわ」とか何とか言ってました(-.-;)


結局のとこ、何が気になって来たか?というと

(1)期末の売掛金より買掛金の方が多い。仕掛品が全く計上されてない。
   仕掛品の計上もれでは?もしくは仕入の架空計上・売上の隠蔽などあるのでは?

(2)個人デザイナーへの外注費支払があるが、デザイナーの方で確定申告をした形跡がない。
   架空外注費では?

とのこと。


(1)については、「ここは絶対ツッコんでくるでしょ〜」ってな感じでしたので、こちらも対策ができておりましたが・・・

調査官「(社長の顔を見て)3月の外注費で、売上が4月だった場合は・・・
    (いきなり玉婆の方に顔の向きが変わる)先生の方ではどう処理されますか?」

お、おい〜いきなりフェイントか〜みたいな(−。−;)

玉婆「その場合は、仕掛品にすべきですが、当期はすべて3月に売上が上がっておりますので、仕掛品はありません。その辺はしっかりチェックしてます」

調査官「先生の方で、それを証明する様な資料があれば、それで結構なんですけどね」

結構いい加減?っつっちゃ悪いですが、調査官にとって税理士ってのは、そーゆー存在なのかなぁと何だか意外な感じでした。


その他は、奥様に役員給与が出てたので「まぁ〜奥様ということなんで・・・でも一応聞きますけど、何やってますか?」とか、ゴルフ利用税を不課税にしてあるか、とか、一般的なことでした。


「5000円以下の飲食代の損金算入って、適用されてる会社ってどのぐらいの割合なんでしょう?」と聞いてみました。
ちなみに、その会社では、交際費で1人5000円以下はなかったんです。というか、5000円程度で接待っていうのもね〜ってな感じで。


調査官「ん〜交際費と会議費・福利厚生費ってのは微妙ですけど、それがホントに会議費なのか?とか我々は分からないですからね、現状としては・・・」


後になって、先生に超怒られました。
「お前な〜。交際費を見てる時ってのは”交際費の中で、役員賞与否認になるものがないかどうか?”ってことなんだよ。
 そこで、お前が会議費の話なんか持ち出すと”会議費の中で交際費になるものはないか?”って視点に変わっちゃうんだよ。自分から会議費に振っちゃダメなんだよ。」


分かっちゃいるけどゴメンなさいってな感じでした(TT)