消費税・個別対応方式

本日、勤労感謝の日でしたがお仕事の玉婆でした。
働ける場があることに感謝、というワケであります。ハイ(うぅ、苦しい〜)


今月の消費税申告は、本決算・仮決算それぞれ1件ずつですが両方とも土地の売却があり、課税売上割合がエライ低くなっております。


両社とも「準ずる割合」の承認を受けていますので、ヒュ〜セーフってな感じであります。


課税売上割合が95%未満となった場合には、個別対応方式or一括比例配分方式ということでありますが、準ずる割合は「個別対応方式の場合の共通仕入れ」に使える規定なので、有利選択の余地もなく個別対応方式でやるワケであります。


今まで決算組んだ中では、非課税のみ対応仕入れ(以下「非のみ」という)がよっぽど多くない限り、たいてい個別が有利になりますし、一括にしちゃうと2年間強制適用(でしたよね・・)なので、全て個別対応で申告しております。


といっても、正直、その会社の人ではないし「これはあの売上に対応する〜」とか一つ一つについて、ホントのホントの所は分からないのが現状であります(って甘すぎでしょうか。すみません・・・)


なので、原価については課税売上対応(課のみ)、販管費については共通、そんな感じの割り振りになっております。
以前に少しいた事務所では、すべて課のみで処理して、と先生に言われた位なので、結構大雑把なもんだな〜と思った次第です。


ところが・・・
今回の担当先では、居住用の家賃収入が発生しており。
それに対応する費用は「非のみ」となるということに、今更ながら気づいた次第で(ホントに消費税受かったのか〜と我に問いただしました。さすがに・・・)


言い訳がましいんですが、試験のような難しい事はあまりなかったので、久々受験問題解かされた感じで、一つ一つ科目ごとにピックアップしていきました。


水道光熱費、通信費(ケーブルTV代)、管理費など、掘れば掘るほど出てくるわ・・・みたいな(-.-;)


共通なら全額は無理でも控除は一応できるけど、非のみは全く控除できないので、結構税額に影響が出てきますね〜。


そんでもって、税額減らしたいので、今度は共通で処理している販管費の中から「課税売上にだけ対応する費用はないかい??」ってなワケでこれまた一つ一つ抜き出していくんですが(漏れてたらどうしよう〜超不安。。)


準ずる割合が98%とかなので、共通→課のみ にしても、税額的にいうとほんの少しの差、という事にまたまた気づいたりして(費用対効果が〜みたいな)



とまぁ、相変わらずスッタモンダしており・・・
消費税って一見サラっといけちゃうんだけど侮れないなぁ〜と再認識した次第でございます。皆様の事務所ではどんな感じでしょうか。