いやはや、20日申告のヤマを何とか乗り越えられそうなとこまできました。
ここで大きく引っくり返ったりしない事を願うばかりであります(−人−)
でもって、今回建設業で手間掛かるな〜と思ったのが、消費税。
原則なので手間はどのみち掛かるんですが・・・
「未成工事支出金」「完成工事原価」に係る消費税の取り扱いを、すっかり忘れておりました(-.-;)
(1)未成工事支出金の段階で税額控除する(原則)
(2)完成工事原価に振り替えた段階で税額控除する(継続処理要件でOK)
2つの方法があり。
当期着工・当期完成なら、どっちでもいいじゃーんってな感じなんでしょう。
しかし「当期末でまだ完成してません」とか「前期未完成の工事が終わったよん」なんてな場合に困っちゃうワケであります。
今回の会社は、以前から完成工事原価に振り替えた段階で「課税仕入れ」として、税額控除しているようでした。
でもって、会計ソフトでは、未成工事支出金の段階では全て「不課税」として処理しますが・・・
材料は課税なので問題なし。外注費も課税。
問題は「経費」なんですよね〜。
印紙代とか、県関係の検査申込手数料とか、結構非・不課税のものがチラホラ入り混じってるワケであります。
で、完成工事原価は科目ごとに合計額で自動振替仕訳が作られるので、課税も不課税も一緒になっちゃうワナでした(;;)
(例)A工事の経費 上棟酒5250円、印紙代10000円
①支出時
未成工事支出金(課税)5250/現預金5250
未成工事支出金(不課税)10000 /現預金10000 (支出時は別々に処理しても・・・)
②完成時
経費/未成工事支出金 15250
となっちゃうので、未成工事支出金ベースで拾っていき、工事ごとに完成しているかどうかチェックしていきます・・・・
ってな作業をしてて、かなり日が暮れちゃいそうなので、玉婆式においては「経費」の中に含まれてる「交際費」「租税公課」という科目を別個に設けました。
租税公課は全部不課税なので、それだけでも大分ラクになれたような気がします(交際費は法人税でラク〜)
あとは、期末で未完成の工事に含まれている「非課税」「不課税」の仕入れ金額を次の決算で完成工事に振り替えた時に税額控除しちゃわないように、リストアップしておいて〜ってな感じで、終了いたしました。
初めての建設業、かなり「不慣れな担当者が〜」状態でした(;;)が、色々と勉強になりました。
翌期は当期よりスムーズにできることを祈りつつ・・・
1年後のはてな支店で、またご報告したいと思っております(^^)