[お仕事]受取利息のナゾ

久々ナゾシリーズです。
今日は本屋さんで実務の本を読み漁って一日終りました。

4月申告の会社は超シンプルな動きなので、すでに申告書はほとんど出来上がり、チェックに回したのですが、1点問題がありやり直しとなりました(;;)

社長に対する貸付金。
昨年は利息を支払ったのですが、今年は特に現金や預金での流出もなく。
先輩からの指示も特になかったため、受取利息は0という形で申告しようとしてました。

しかしそれはブーでした。
役員に対する貸付金は、利息を取らないとダメということです。

法人税は一応やったので、無償で貸し付けている場合には、通常受け取るべき利息相当額が役員賞与すなわち損金不算入になってしまうということは、分かってるつもりでした(-.-;)

さらに、役員賞与否認が後で見つかったりした暁には、源泉所得税の徴収もれで不納付加算税・延滞税ものしかかってくるという恐ろしい結末が待っている・・・・


しかし〜んじゃ一体いくらで利息を計上したらいいのさーって思っちゃうワケです。
法人税の本やネットで調べまくりましたが、なかなかシックリ来る回答が得られず。

でもって結局「公定歩合(現在0.1%)+4%」か、実際資金調達したときの利息どっちかって感じみたいですね。
ここまでたどり着くのが結構大変でした・・・学校では、利益供与の部分が役員賞与になるということは教えてくれるけど、具体的な利率とかは教えてくれませんでした。

4.1%で計上すると利益が出てしまうという微妙なラインをいってる会社なので、前期の計上実績3%で計算していいかどうか、上司に聞いてみるつもりです。

前の会社では借入金利息は短期で2.75%ぐらい、長期では1.875%ぐらいでしたので、もうちょっと低くても大丈夫なのかなーなんて思ったりしますが、どうなんでしょうかね・・・