らっこ書道教室 入門

tamabar2005-01-11


昨晩、受験仲間のらっこちゃんが玉亭に遊びに来ました。

らっこちゃんといえば、先日の日記でも書きましたが、美術館に飾られちゃう程の腕を持つ書道家であります。
しかし、今年は何やら忙しかったようで、まだ書初めとしていない様子。
というわけで、「書初めin玉亭」習字道具一式持って訪れました。
玉婆は習字苦手でして、中学校以来なのでかれこれ20年近くも書いていないという(恐ろしい〜)


「今回はちょっと変わった書初めをしてみたいと思って」とらっこちゃん。
書初めと聞けば、ガ〜長い半紙を思い出すのですが、今回はハガキサイズの素敵な和紙でできたカードに書こう、ということでございます。

「何書きましょうかね」
ん〜今年の抱負?何だろう・・・・
「消費合格」かなぁ〜
しかし、いきなり”費”って難しいんでないかい?みたいな(-.-;)

普段の字でも"費”はつい縦長になっちゃって、枠からはみ出ちゃう玉婆なので、ちとムリそうかな〜と。しかし代わりの言葉思い浮かばず。

「とりあえず、先生のお手本を書いて見てください」とらっこちゃんにお願いすると、小さなピンクのカードに何やら書き始めました。
今までガ〜しゃべってたのに、急に部屋が静まり・・・緊張感がピキピキーッと走ります。

  そして、らっこちゃんは一文字一文字丁寧に書き始めました。
「玉・・・亭」
うぉ〜!!!思わずパチパチと拍手☆
「これ書きたかったんですよぉー」とらっこちゃん、普段の口調に帰って言いました。
今年初めてが「玉亭」とは、これまた何とも恐れ入ります。。

  今度はサラサラ〜っとタテ書きです。
玉婆あての年賀状といって受け取りました。
その場でお習字の年賀状・・・いやぁ〜生まれて初めてでございます。
何とも嬉しい限り。

次に「そうだ!」と思いつきまして、玉亭おしながき(飲み物メニュー)を書いて頂きました。
  いやはや〜知らない人は、玉亭をどっかの料亭かと勘違いしちゃうんじゃないのかな〜と思っちゃいました(^^;
自分ひとりでもお店に来た気分で、晩酌の楽しみが増えました。ありがとうございます。


その後、今度はらっこちゃんが玉婆の字を指導して下さることになりました(@@)
習字習った事ない玉婆はちょっとドキドキです。
とりあえず「使用前」「使用後」と書いた紙の、「使用前」の方に消費 と書いてみました。
案の定・・・・でございます(−。−;)

まず「さんずい」からどーしたらいいのか分かりませんで・・・
2画目の点を少し左側に書いて、全体のバランスが「くの字」になるように書くといい、というアドバイス

費は、本来は横長の字なんだそうですが、どうしても縦長になりがちで、下の「貝」の字をかなり圧縮してペチャンコの感じで書くといいそうです。

その他「税」の「のぎへん」の書き方なども、かなーーーり奥深いワザが必要という事を教えて頂きました。

習字セットをとりあえず預かって、少し練習してみる事に致しました。
一週間後に「使用後」の所に書いて、今の字と比べる予定です(アップする予定です)
どのぐらい上達するのか・・・・ドキドキです(つづく)