外国人の就職活動

いよいよ桜が咲き始めましたね〜。
今年は新・玉亭に引っ越して初めての桜ということもあり、初めての場所に桜を見に行ってみようかなと思っております。


しかしながら、季節は春といえども、なかなか明るい兆しが見えてこない日本(世界)の政治経済ですね・・・


そんな中、彼が失業中ということでしたが、無事に仕事が見つかったようです。
(パートですが)
アドバイスその他色々ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


確定申告終わってから、彼の就職活動を手伝っておりました。
まず、外国人。ましてや日本語が話せない。
そして、「技能ビザ」なので、それにそぐった仕事(インド・ネパール料理の調理師)しかできないという制約があり・・・
日本人でさえこの就職難・失業増の状況。さらに職種まで限定されてしまっては、にっちもさっちもいかないワケです。


六本木に外国人向けのハローワークがあり、そこに行きました。
来ている人は、ほとんどお隣?の国の留学生でした。


待ってる間、他の人が相談を受けているのを見ていました。
ここは日本だから当たり前なんですけど、就職を探している人は皆日本語をフツーに話してるし、ハローワークのスタッフも、日本語オンリーです。


なかには怒られている人もいました。
「こないだ紹介した会社は面接行かなかったみたいですね。キャンセルならちゃんと連絡してください!」←byスタッフ
しかし、そんないい加減?な人でも、なんだかんだ言ってまた他の会社を紹介してもらってました。


そして、彼の番が回ってきて、一緒にカウンターまで行きました。
即座に言われたのが「うーん、その様な職種はまず募集がないですねぇ・・・」
「イタリア料理のシェフで、有名ホテルで10年勤めた人でさえ仕事が見つからない、そんな状況です」
でもって、タッチパネルを使って数件検索しましたが、結局条件などちょっと違うかな〜という感じでした。
「しかも、日本語が話せないとなると、ちょっと難しいですね」


まぁ〜ごもっともでした(-.-;
しかし、思わずカ〜っとなってしまい「それは分りますけど、ここは外国人専門のハローワークじゃないんですか?だからわざわざ六本木まで来たんですけど」


しかもそのスタッフも英語まったく話せないみたいでしたし。正直ほんとお役所仕事といった感じで収穫ナシでした。


本当に無念でした。
転職が多かった玉婆、自分の就職活動は慣れているものの、人の就職活動となっては何の役にも立てず。。。
彼もかなり精神的にまいってきてました。

彼「Sorry,I disturb your life」
玉「Why do you think so? I'm happy(後で”to be”が抜けていたことに気付く) together with you」

しかし、玉婆としても、彼に職が見つからないと祖国に帰ることになるし、かといって規定外の仕事をすれば強制送還になるし・・・いずれにしても一度日本を去ったらもう二度と日本に来ることはできない(そして多分二度と会えない)・・・いたたまれない気持ちでした。


かくかくしかじかあって、彼の友達の紹介で一応職は見つかったみたいで、今ちょっとホッとしていますが、結局のところ人づてとかでないとムリということですね。。