ビバ!京都 恵文社

tamabar2010-01-19


目的地のラーメン屋さんは、どうやら反対方向の気がする・・・ということで、一乗寺駅に再び戻り、さらに逆方向へまっすぐ。
駅の割とそばに「けいぶん社」が。
けっこう有名な本屋さんみたいです。
http://www.keibunsha-books.com/

ココで中に入っていたら、運命相当変わってたと思うんですけど。
「本なんてどこも置いてあるもの自体は同じだろう」「後でラーメン食べたらどうせ戻ってくるし」なんて思っちゃったので、バチが当たったみたいです(><)

ビバ!京都のラーメン 高安

その後、大通りまで出てきて、そこを右に曲がれば割とすぐ目的地だったのに・・・
トンコツの独特の臭いが左側から漂ってきたため「よしっ!これは左側がラーメン通りに違いない」なんて思い、左側へ。
ラーメン屋さんはいくつかあったんですけど、まず気になったのが「まんが定食」

ラーメンにこだわっていなければ、ぜひ入ってみたかったぁ〜(;;)


そして、さらに大きな通りの交差点まで来てしまい、何だか一乗寺じゃなくなってきた雰囲気(−。−;
とりあえずコンビニかなんかで地図売ってたら見てみよ〜と思ってたら、本屋さんが。
「あぁ〜どうせ本屋入るんなら、けいぶん社に入りたかったよぉ」と思いつつ、仕方なく入店。
すると、救いの神のごとく、京都・滋賀の情報誌「Leaf」がラーメン特集!

すかさず買い。
そして、レジの人に「あのぉー、この辺で有名な”高安”っていうラーメン屋さん、知りませんか?!」
レジの人「たかやす?!うーん・・・」
しかし、レジの所にパソコンが置いてあって、別の人がすかさずインターネットで検索してくださり
「あぁーここら辺か。大分向こうやね」


そして、お店の外まで行って、あー行ってこー行って・・・と指示してくださいました。
結局のとこ、先程の「まんが定食 げんざえもん」まで戻り、さらにそれを北方向へ。
いきなり、すごい行列。。。やっと目的地到着(;;)
(しかも、見えない奥の方にも行列)

「ここを目指して来たんだから、絶対ここのラーメンを食べてやる」と思いつつ、あまりの行列の長さ、そして、歩き過ぎてペコペコのお腹。
一旦並んだものの、こりゃいつになるか分からんわい、と思い、列から外れて、他のラーメン屋さんを探しました。


しかし、パッと近所を見回ったところ、ラーメン屋さんはなさそうだったので、仕方なくまた高安に戻ったところ、さっきより更に行列が長くなっております。。(−。−;
なのに、並ぶしかない運命。。(号泣)


しかし、15分ぐらい経っても、1mも進まない状態だったので、さすがに気が狂いそうになり「もうラーメンじゃなくてもいいや」と半分投げやりな気持ちになり、さっきよりさらに突き進んで歩いて行きますと・・・
おぉー!割と評判の良い「天天有」の看板が!(しかし昼休みだった。トホホ)

すかさずそっち方向へ曲がりますと「ラーメン荘 夢を語れ」が。
http://yumewokatare.pod2.biz/index1.html
ここも結構有名だったと思うのですが、すごい行列。

しかし、高安ほどの長さではなかったし、他に周りにラーメン屋やってなさそうだし「コレ以上の変更は許されない」と思い、仕方なく並びました。

ビバ!京都のラーメン 夢を語れ

待ってる最中「Leaf」をめくってみますと、おー載ってる載ってる、みたいな。
二郎系のようです。

待つこと30分、店員さんがやってきて「先に食券買って下さい」
普通のラーメン650円、豚ラーメン850円。
結構良心的な価格のようです。
麺が標準で300gとのことでしたので、豚ラーメンは食べきれないと思い、普通のラーメンを購入。


そしてまたしばらくして店員さんがやってきて
「麺は300gが普通で、200gが少なめですが、どちらにしますか?」
まぁー少なかったらさっき買ったケーキ食べればいいし、と思い「少なめで」


お昼ごはんのつもりが、結局お店の中に入れたのが15時。。。
長い道のりでした(ほへ〜)

そして、食券を渡して数分後、店主さんが「ニンニク入れますか?」
ニオイが〜とか思ったけど、無意識に「ハイ」と回答してました(^^;
そして、とうとう

あぁ、ようやっとラーメンにありつけた・・・(;;)ってなワケでして、横から見た図。

かなりガッツリ系ですね。麺が太いです。はんなり京都とは大分イメージがかけ離れてます。

お腹が空き過ぎたのを通り越して、逆に食欲が減退しつつあったので、全部食べられるか不安でしたが、いつの間にか完食。
スープは脂がスゴイので、全部食べたら大変と思い、残しましたが、味は良かったですねぇ。
二郎は一回とあるお店で食べて、そのお店は美味しくなかったので、正直最初は期待してなかったのですが、ココはヘタな二郎よりよっぽど美味しいと思いました。


しかし、それより何より・・・。
隣の2人組が、片方はニンニク入り、もう片方がニンニクなしで注文したらしく
ニンニクなしの人「お前の方どんな味?オレ少し物足りない感じ」
(そして、ニンニク入りを一口食べる)
「うめぇーー!!マジ〜?!あぁニンニク入れれば良かったな(涙)」


すると、その会話を聞いていたのか店主さんが
「ニンニクご用意しましょうか?」
あ、お願いします、と返事が来ると、すかさず笑顔で小皿に入れたニンニクを「はい、どうぞ」


このお値段でこの量といい(しかもマシマシ無料でOKらしい)接客といい、本当に良心的なんですねぇ。
しかも、お店出た時は15時15分過ぎてたんですが、まだこの行列。

営業時間は15時までなのに、自分の休憩時間を削ってでも、せっかく来てくれたお客さんを受け入れる。
ラーメンはもちろん美味しかったですが、それ以上に、店主さんの心意気や人柄の良さが伝わってきて
(↓店主さんが載ってる記事)
http://www.leafkyoto.net/special/nvk/1002/index
「あぁー高安は逃したけど、わざわざ一乗寺に来て、そしてこのお店に来て、本当に良かったな」
何だかちょっと目頭が熱くなりつつ、すがすがしい気持ちでお店を離れました。

ビバ!京都 一乗寺〜下鴨神社

一乗寺いいとこだったなぁ〜と名残惜しいとこでしたが、次の目標があるため、ここはすかさずタクシーを止めて「下鴨神社お願いします」
銀閣寺から北白川の疎水沿い歩いてココまで来たんですよ〜と言うと「えぇーーーー!!」


そして、白川通は「幸せを呼ぶ通り」だか「お日様がニコニコする通り」だか忘れちゃったんですけど、まぁとにかくイイ感じの言い伝えがあるらしく
「へぇーなんでですか?」と聞くと、山に向かって傾斜がかかってるせいで、木が斜めに生えてるように見えるらしいんですが、木は太陽に向かってるからどーのって。
(よく意味が理解できずに終わったんですが)


そして、下鴨神社の案内っぽいお話もして下さるうちに、無事下鴨神社へ到着いたしました。


(ビバ!京都 次回 下鴨神社へつづく)