ビバ!護国寺〜雑司ヶ谷 幽霊坂

tamabar2010-02-03


暦の上では春となったものの、雪の中傘もささずに帰ってまいりまして。
デパ地下で最後の一本(すごい並んでてビックリ)となった恵方巻をゲット、食べながら記事を書いているところでございます。


さてはて、雑司ヶ谷に行く前に「幽霊坂」がどんなものか、見てみようと思い、不忍通り目白通りへ入り、それらしき方向へ。
日本女子大学」の前まで来ましたが、近くに地図もないしで、目の前にある道路を渡り、交番でおまわりさんに
幽霊坂ってどこにあるんですか?」と尋ねてみました。


おまわりさん「目の前の、そこ」
玉「あ、そうですか。どうもスミマセン」
おまわりさん「あのね、ここ横断歩道じゃないから、渡っちゃダメだよ。ちゃんとそこの歩道橋使ってね」


ゲゲゲ〜さっき道路を横切ったのをしっかりと見届けていた模様(−。−;
玉「あっ、はい、スミマセン。
  ところで(話をすり替えるヤツ)この幽霊坂ってのは、なんか由来みたいなものはあるんでしょうか?」
おまわりさん「特にないね」
ズル〜ッ(ずっこけ)

「この辺は、鉄砲坂とか、何でもとにかく名前付けてあるんだよね」
はいどーも、ということで、歩道橋を渡り、幽霊坂へ。

正直なとこ、本当〜に何もないところで(-.-;大して坂というほどの急な坂でもなかったですし・・・うーむ。

ビバ!雑司ヶ谷 都電と副都心線のナゾ

そして、雑司ヶ谷の領域に戻り、小路を入って行きますと「雑二ストアー」かなり細々とやってる感じのようで。

そして、とにかくサンシャイン60を遠くもなく近くもない所に見ながら突き進むと、都電が走ってるとこまで出てきました。
都電・鬼子母神駅のようです。

都電には乗った事ないので、これに乗って雑司ヶ谷に行こうかとも思いましたが、かえって目的地から遠ざかりそうなので、却下・・・

そして、近くには、副都心線雑司ヶ谷駅が。

そういえば、ガイドブックにも「副都心線雑司ヶ谷駅への乗換えは、都電・雑司ヶ谷駅よりも鬼子母神駅の方が近いので注意」と書いてありました。
「別に、副都心線鬼子母神駅でもいいんじゃね?」と個人的には思ったんですけど、副都心線の駅名を「雑司ヶ谷」にしたのには、何か深いワケでもあるんでしょうか?

ビバ!雑司ヶ谷 雑司ヶ谷霊園

そして、鬼子母神は前に通ったことがあるので、今回はパスして、雑司ヶ谷霊園に向かいました。
お墓が見えてきて「おっ、ここか?」と思ったら、別のお寺の墓地みたいでした(-.-;

しかし、そのすぐ近くに、それらしきものがございました。

いかにも霊園ってな感じで、夏目漱石「こころ」の世界に浸る〜みたいな。


案内図には、住所というか番地みたいなものが書いてあるんですが、「誰それのお墓はココだよん」みたいな丁寧さは全くないので、著名人のお墓を観るのが目的の場合は、ガイドブックが必須アイテムのようでございます。

ここから先は、お墓の写真の羅列にすぎなくなっちゃうと思うんですが、まず最初はやはり夏目漱石でしょう、みたいな。
案内図からも一番行きやすい場所にございました。

今ネット調べたところ、妹婿の建築士が安楽椅子に腰かけたような形のものをこさえた、ということですが、すこぶる評判が悪いお墓ということのようです。
(お墓に評判なんてものがあるのか?!)


そして、すぐ近くにジョン万次郎のお墓があるということでしたが、その番地に行ってみますと「中濱家」と書いてあり、はてな?という感じで。
本名が「中濱万次郎」っていうんですね(知らんかった)

その隣には、思いがけず、東郷青児のお墓が。

略歴まで書いてあって、気合はいっております。

竹久夢二のお墓は、分かりやすくて好印象。

泉鏡花にいたっては、入口の案内まで出ております。


そして、近くに永井荷風のお墓があるということでしたが、一度スルーしてしまいました。
後から「あの囲ってあるような木々が怪しい」と思い、近付いてみたところ・・・


他にも有名な人が沢山眠ってると思うのですが、とりあえずガイドブックに書いてあったものの八割がた制覇(後の人々は正直アウトオブ眼中の領域)したところで、「助さん格さん、もういいでしょう」と心の叫びが聞こえたので、退散することといたしました。


お墓をわざわざ見に行くってのも、赤の他人のお墓に行くってのも初めてでしたが、意外とオツなお散歩コースかと思いましたので、次の機会があれば、お供え花を持って伺いたいと思います。


そして、都電雑司ヶ谷駅方面に出ますと、遠くに「東通り」商店街の看板が。

実は、玉婆勤める事務所が池袋でして、東(あずま)通りへランチに繰り出すこともあるのですが、その東通りがこんなとこまで続いて、都電の駅に出てくるとは、つゆ知らず。
「え、東通りって、うちの事務所の近くの、あの東通りだよね?
  ってことは、ここずっとまっすぐ行くと、事務所の近くに出ちゃったりする??」


本当は、東池袋から電車で実家に行こうかと思ってたのですが、どうしても東通りの行く先が気になったため、歩いてみることにしました。


(次回 ビバ!雑司ヶ谷〜南池袋 東通りへつづく)